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金仁宝集団、今年の売上1兆元目指す【図】


ニュース 電子 作成日:2010年1月18日_記事番号:T00020433

金仁宝集団、今年の売上1兆元目指す【図】

 
 金仁宝集団の許勝雄董事長は15日、「当グループ売上高は今年、25%成長が期待できる」と語った。同集団の昨年度売上高は264億米ドルだったことから、来年は台湾元にして1兆500億元(約3兆円)に相当する330億米ドルを目標とし、「1兆元企業」の仲間入りを目指す。16日付工商時報が報じた。
 
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許勝雄・金仁宝集団董事長(左3)は16日、コンパルの春節ボーナス(年終奨金)を1カ月増やし、3カ月とすると宣言した(16日=中央社)
 
 許董事長は、ノートパソコン受託生産で昨年、出荷台数世界首位となった仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、今年損益均衡の達成が期待できる携帯電話キャリア、威宝電信(ビボテレコム)、液晶パネル世界第2位となると目される「新奇美電」の一員となる統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)のほか、金宝電子工業、泰国金宝電子(カルコンプ・エレクトロニクス)、康舒科技(アクベル・ポリテック)の3社から成る「新金宝集団」にも大きな期待を示した。

 金宝電子の沈軾栄総経理は、セットトップボックス(STB)、プリンタ、発光ダイオード(LED)製品などで台湾最大手を目指すとした上で、ブラジルなどラテンアメリカ市場への展開拡大も表明した。
 
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