ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ASUSのマザーボード、「5年内に世界シェア5割」目指す


ニュース 電子 作成日:2010年1月18日_記事番号:T00020435

ASUSのマザーボード、「5年内に世界シェア5割」目指す

 
 華碩電脳(ASUS)のオープンプラットフォーム事業群マザーボード事業処の林哲偉総経理は15日、現在世界最大手ブランドの地位にあるマザーボードについて、5年以内(2014年まで)に世界シェア5割獲得を目指す「55計画」を発表した。ハイ~ローエンドの全製品分野で、価格に比べ高性能、高品質な製品を提供し、価格競争に巻き込まれない戦略を採る。16日付工商時報が伝えた。

 昨年マザーボードの世界シェアで33%(出荷枚数2,100万枚)を獲得したASUSは、今年は38%(同2,500万枚)を目指す。新興市場がシェア拡大をけん引すると好感しており、中国では予測される市場規模1,900万~2,100万枚のうちシェア40%(昨年は35%)を目指す。

 今年上半期の出荷枚数について林総経理は、第1四半期が前期比4.2%増の500万枚、第2四半期が同40%増の700万枚との予測を示した。

 なお同社によると、次世代データ転送規格「USB3.0」対応マザーボードは早ければ第3四半期末にも普及が拡大し、月間200万枚の市場規模に達する見通しだ。同社は「USB3.0」対応製品についてシェア25%に当たる月50万枚の出荷を見込んでいる。