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LCDドライバIC、Q2に大幅不足も【表】


ニュース 電子 作成日:2010年1月18日_記事番号:T00020437

LCDドライバIC、Q2に大幅不足も【表】

 
 液晶パネルメーカー、および流通業者の LCDドライバICの在庫が減少しており、ファウンドリーも受注枠に余裕がないことから、パネルメーカーの出荷増が続いた場合、LCDドライバICは第2四半期に大幅な不足に陥る可能性が出ている。16日付工商時報が報じた。
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 現在、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)、瑞鼎科技(レイディウム・セミコンダクター)、旭曜科技(オリーゼ・テクノロジー)、奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)などLCDドライバICの設計メーカーは、ファウンドリーに滞留しているパッケージング前の仕掛品「ウエハー・バンク」も利用することで、顧客の需要に対応している。

 ノバテックなどは昨年第4四半期の時点で景気見通しに慎重で、今期のファウンドリーへの発注量を前期比で10~15%削減した。現在、需要が戻って改めてファウンドリーへの発注を行おうにも、既に生産能力が他の電源管理ICやベースバンドチップ、コンシューマエレクトロニクス製品のコントローラチップなどに振り向けられており、確保が困難な状況となっている。