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財産が増えた富裕層比率、過去半年で28pt増=HSBC


ニュース 社会 作成日:2010年1月19日_記事番号:T00020445

財産が増えた富裕層比率、過去半年で28pt増=HSBC

 
 英HSBC傘下の香港上海銀行(HSBC、匯豊銀行)の調査によると、台湾の富裕層のうち「過去6カ月で財産が増えた」人の割合は、半年前調査時の33%から61%へ28ポイント大きく増加した。一方シティバンクが一般市民を対象に行った調査では、7割の市民が世界金融危機発生で家計にダメージを受けたと答えており、金融危機後は台湾社会の両極化がさらに進んでいることが浮き彫りとなった。19日付工商時報が報じた。

 HSBCの調査は、台湾、中国、日本、インドなどアジア主要8市場の富裕層を対象に行われたもので、「過去6カ月で財産が増えた」人の割合は、中国が70%(半年前調査時46%)でトップ、インドが68%(同28%)で2位、台湾はこれに続く3位だった。

 なお、「ハイリスクな投資を受け入れるか」とのHSBCのアンケートに対し、台湾の富裕層はアジアトップの高比率となる30%が「イエス」と答えた。シティバンクの調査でも、53%の市民が「投資に回せる資金があるとき、ハイリスクな投資を行う意思がある」と答えている。