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作成日：2010年1月19日_記事番号：T00020447
ＥＣＦＡ第１回正式交渉、延期が確定的に
両岸経済枠組み協議（ＥＣＦＡ）締結を目指し、中台間で１月20日にも行われるとみられていた第１回目の正式交渉は、延期されることが確定的となった。台湾側の対中国窓口機関、海峡交流基金会（海基会）の馬紹章広報担当は18日、「両岸（中台）間で話し合いを続けているが、（20日の正式交渉は）非常に難しい」と語った。19日付経済日報が報じた。
中台間の交渉に当たる政府関係者は、「ここ数日、海峡両岸関係協会（海協会、中国側窓口機関）と連絡を取り合っているが、第１回交渉の出席者、日時、場所については依然決定していない」としており、20日開催については「可能性はゼロ」と語った。
同関係者は「ＥＣＦＡ交渉は参加者の陣容も大規模で内容も広範囲にわたり、準備に時間がかかる」とした上で、「第１回交渉では後続協議をいかに行うかを話し合い、アーリーハーベスト（関税の早期引き下げ）対象リストの交換は行わない」と話した。
