楊昇建設と信義房屋傘下の安信建築経理公司は18日、台北市敦化南路の市民大道近くにある築後45年の集合住宅「光武新村」の再開発プロジェクトに参入すると発表した。19日付工商時報などが伝えた。
両社はわずか10カ月で住民の75％の同意を獲得し、計画推進に必要な条件を満たした。台北市の災害復興以外の再開発計画としては最も速い計画進行ペースとなっている。同用地に新たに建設される物件は、資産価値が少なくとも現在の2.2倍以上に膨らむと試算されている。撤去開始は２年後、改築完成は５年後が見込まれる。
同用地が位置する敦化南路や忠孝東路は不動産業界の豪華物件激戦区で、楊昇建設は既に敦化南路一段で高級マンション「敦南168」の建設を進めている。周辺では富邦人寿保険が17階建てオフィスビルの建設を計画している。
