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桃園空港再開発、862億元投資へ


ニュース 建設 作成日:2010年1月19日_記事番号:T00020457

桃園空港再開発、862億元投資へ

 
 交通部の葉匡時政務次長は18日、5月にも最終決定する桃園空港の再開発計画「桃園機場園区綱要計画」で、862億台湾元(約2,460億円)を投資する方針を明らかにした。19日付工商時報が伝えた。

 計画によると、1,688ヘクタールの開発用地が徴用されるほか、空港南側にある軍用滑走路は廃止され、民間滑走路と共用となる。さらに、徴用に伴う代替用地として、軍用地の一部388ヘクタールの用地が土地所有者に配分される。このほか、自由貿易港の用地が200ヘクタール拡大され、製造業、農業、物流、観光などの分野の企業誘致が進められる。

 一方、桃園空港第3ターミナルはBOT (建設・運営・譲渡)方式で民間企業が建設する。第3ターミナルは、第1、第2ターミナルを上回る規模となる見通しだ。韓国の仁川空港、中国の北京首都空港、香港空港などを参考にして、設計や運営への外資受け入れも検討していく。交通部民用航空局関係者は、台湾の航空会社が独自にターミナルを保有することも可能になるとの認識を示した。