ニュース 電子 作成日:2010年1月19日_記事番号:T00020461
遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)の徐旭東董事長は18日、第3世代(3G)通信でベトナム、タイ、フィリピンなどの市場への進出を検討する考えを明らかにした。戦略提携を結んだ中国移動(チャイナ・モバイル)からの出資受け入れを決めたものの中台当局の許可が下りない段階で、両社がまず海外市場の共同開拓から着手するかどうか注目される。19日付工商時報が伝えた。
台湾の携帯電話キャリアでは、従来中華電信がタイ、ベトナムの東南アジア市場への進出意向を示している。タイでは今年、3G免許4件が交付される見通しで、地元キャリアのアドバンスト・インフォ・サービス(AIS)やトータル・アクセス・コミュニケーション(DTAC)などが、免許取得と同時に外資との提携を模索しているもようだ。ベトナムでもビナフォン、モビフォンの2社が外資からの出資受け入れを2年前から検討しているとされ、中華電信がこの機会を狙っているもようだ。
なお、チャイナ・モバイルからの出資が実現していないことについて徐董事長は、「締め切りがあるわけではない」と述べ、引き続き規制緩和を待つ考えを示した。
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