ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

クアンタのクラウド研究部門、700人規模に【表】


ニュース 電子 作成日:2010年1月19日_記事番号:T00020467

クアンタのクラウド研究部門、700人規模に【表】

 
 クラウド・コンピューティング分野での商機を狙う広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は現在、同部門の研究開発(R&D)人員を、部門別では同社最大となる700人規模まで拡大している。林百里董事長は、クラウド分野のサービス事業には参入しないが、サーバー結合やソフトウエア管理、放熱などに多くの技術が必要とされるため、今後大きな商機が見込まれると語った。19日付工商時報が伝えた。
T000204671

 
 林董事長は「データ分析やマルチメディア配信、ゲームなどすべて、膨大な処理能力を持つクラウドサービスを通じて行われるようになる」と語る。こうした予測の下、同社は企業向けサーバーやストレージ設備のソリューションを担当していた部門を再編し、クラウド研究部門の強化に努めている。

 林董事長はまた、「クラウドのビジネスモデルは▽システム▽ソフトウエア▽サービス――の3要素を軸として発展する」とした上で、「台湾はハードウエアを基盤に発展したが、ハイテク環境は既に変化しており、今後はアップルやグーグルのような『ソフト力』『応用力』が必要となる」との考えを示した。