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作成日：2010年1月19日_記事番号：T00020468
ＡＵＯがＬＥＤ投資加速、傘下のレクスター増資へ
19日付経済日報によると、友達光電（ＡＵＯ）が100％出資する、ＬＥＤチップなど製造の隆達電子（レクスター）が、特別株2,500万株発行による増資（7.75％）を計画しており、ＡＵＯグループ傘下の企業または投資会社がこれを引き受けることになりそうだ。ＡＵＯはレクスターからのＬＥＤチップ調達が全体の50％以上を占める。
レクスターは昨年黒字転換を果たし、今後上場を目指している。今年３月15日付で、ＡＵＯグループのＬＥＤパッケージング（封止）メーカー、凱鼎科技（ライトハウス・テクノロジー）と対等合併する予定だ。
なお、レクスターはこのほど、中部科学工業園区（中科）后里園区に300億台湾元（約860億円）を投じてＬＥＤ工場４基を設置する計画の見送りを決めた。今後計画は新竹科学工業園区（竹科）のＡＵＯ3.5世代工場用地を利用して実行し、投資金額を100億元に抑える考えだ。一方報告を受けた中科は、当初の10ヘクタールから６ヘクタールに減らすものの、后里園区の用地を当面レクスターのために残しておく方針だ。
