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陳聡明検察総長の弾劾成立、辞意を表明


ニュース 社会 作成日:2010年1月20日_記事番号:T00020474

陳聡明検察総長の弾劾成立、辞意を表明

 
 監察院は19日、陳聡明検察総長に対する弾劾案に対する監察委員の表決を行い、賛成8、反対3で弾劾案が成立した。同時に陳検察総長の処分を公務人員懲戒委員会に求めた。これを受け、陳検察総長は王清峰法務部長に辞表を提出した。20日付自由時報が伝えた。
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陳検察総長は「混乱を避けるためやむを得ず辞任する。やましいことは何も無い」と強調した(19日=中央社)

 陳検察総長は陳水扁前総統ファミリーの汚職事件で、陳前総統夫妻が起訴された後も、陳前総統と親交がある黄芳彦医師の自宅に出入りしていたことなどが批判の的となり、国民党陣営を中心に弾劾を求める声が上がっていた。

 陳検察総長は「国民党が選挙での敗北をめぐり、自分が選挙情勢に影響を与えたと追及するのは受け入れ難く、失望と不満を表明する」との声明を発表した。

 陳検察総長の弾劾案は今月5日に最初の表決が行われ、賛成、反対同数で成立しなかった。