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みずほFGと経済部、アジア投資促進で提携覚書


ニュース 金融 作成日:2010年1月20日_記事番号:T00020478

みずほFGと経済部、アジア投資促進で提携覚書

 
 みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)は19日、経済部と投資促進に向けた提携覚書(MOU)を締結した。みずほFG代表として訪台した大橋圭造みずほコーポレート銀行常務執行役員(アジア地域統括)は、「中台の緊張緩和に商機を感じており、中国市場において、製造力に優れた日本企業と、現地事情を理解しサービスや販路に強みを持つ台湾企業が協力するメリットは大きい」と指摘した。また中国、インドをはじめとするアジアが、金融危機発生後の世界経済回復のけん引役を果たすとの見方も示した。20日付聯合報が報じた。

 経済部によると、提携覚書に含まれる主な支援項目は、▽日台企業を対象とした投資説明会の開催▽日本企業の台湾投資▽台湾企業の日本投資▽日台企業の単独、合弁による、その他アジア地域への投資──。

 経済部投資業務処の凌家裕処長は、「アジアの経済回復スピードは欧米より速い上、政府が進める中台間の経済正常化で商機や提携のチャンスが拡大する」と語り、今後、日台企業が提携し、中国、インド、インドネシア、ベトナムなどアジア市場への投資を強化することは重要だと語った。