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中国人観光客の「高雄行き禁止令」、解除を示唆


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年1月20日_記事番号:T00020481

中国人観光客の「高雄行き禁止令」、解除を示唆

 
 中国の王毅・国務院台湾事務弁公室(国台弁)主任は19日、高雄市の代表団と会見し、「台湾中南部の住民には大陸(中国)の善意や誠意をよりダイレクトに感じてもらいたいと思う」と述べ、中国人観光客が台湾旅行で高雄市に立ち寄ることを禁止していた暗黙のルールが解除されたことを示唆した。20日付工商時報が伝えた。

 中国側は高雄市政府が昨年、チベット仏教の精神的指導者ダライ・ラマを招いたことやウイグル独立運動家のラビア・カーディル氏の訪台を計画したことに抗議する形で、中国人観光客がツアーで高雄市を訪れることを事実上禁止していた。

 中国国家旅遊局も高雄市代表団に対し、中国人観光客の高雄観光を全力で推進する意向を表明した。国家旅遊局は今後、台湾旅行を主催する旅行会社に対し、高雄に少なくとも2日間滞在する日程を組むよう指導していく方針とされる。