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永慶房屋、台北市で再開発に参入


ニュース 建設 作成日:2010年1月20日_記事番号:T00020482

永慶房屋、台北市で再開発に参入

 
 不動産仲介大手の永慶房屋は19日、傘下の永慶建設の名義で台北市大安区、士林区の都市再開発事業各1件に参入したことを明らかにした。同社は平均価格1坪35万~40万台湾元(約100万~114万円)を見込んでいる。20日付経済日報が伝えた。

 永慶房屋は昨年、都市再開発市場に参入するため永慶建設を設立した。同社は都市再開発事業推進の目安となる条件のうち、1989年5月以前に建設された建築物などに絞って、用地選定に当たっている。

 同社の葉凌棋総経理は、「住民の75%の同意を得るという都市再開発事業の申請を満たした段階が真のスタートになる」と述べ、現時点で着工見通しなどに言及することを避けた。

 不動産仲介業界では、信義房屋も都市再開発事業に参入しており、永慶房屋はそれに追随した形だ。