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サムスンとカシオ、台湾デジカメ市場でソニー追い上げ


ニュース 家電 作成日:2010年1月20日_記事番号:T00020486

サムスンとカシオ、台湾デジカメ市場でソニー追い上げ

 
 サムスン電子が19日、今年の台湾デジタルカメラ市場でシェア15%(09年10%)獲得を目指すと宣言した。カシオもシェアを10%へ拡大したいとの構えをみせている。ソニーが首位に君臨する同市場で、シェア争いが加熱しそうだ。20日付電子時報が報じた。

 サムスンによると、同社は昨年8月に世界初のデュアルモニター搭載機種、「ST550」を台湾で発売して以降、毎月販売台数3,000台以上の好成績を記録している。今年はデュアルモニターの低価格機種や、タッチスクリーン機能を強化した製品を投入していく。今年の台湾デジカメ市場の成長率を10%で計算すると、シェア目標からみてサムスンは今年、販売台数で65%の大幅成長を見込んでいる計算だ。

 光学技術でソニー、キヤノン、ニコンに劣らないと強調する台湾カシオは、毎秒40枚もの高速連写、毎秒最大1000フレームの動画撮影が可能な機種で、スポーツやペット、子どもを被写体とする層をターゲットに狙う。

 一方ソニーは、年初に発売した、通常はデジタル一眼レフカメラに使われるCMOSイメージセンサー搭載のコンパクト機種を武器に、他社の追い上げを迎え撃つ。