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環球セメント、フレキシブル圧力センサーに参入


ニュース 電子 作成日:2010年1月20日_記事番号:T00020488

環球セメント、フレキシブル圧力センサーに参入

 
 環球水泥(環球セメント)は19日、工業技術研究院(工研院)からフレキシブル圧力センサーの技術移転を受ける契約を結んだ。同社が異業種のハイテク分野に参入するのは初めて。20日付経済日報が伝えた。

 合意によると、工研院はフレキシブル圧力センサーに関する技術を環球セメントに独占提供し、2年間の共同開発を行う。工研院はフレキシブル圧力センサーの世界市場規模が今年は20億米ドルに達するとみており、5年以内に50%のシェアを獲得するのが目標だ。環球セメントは社内に電子事業部を設置し、ハイテク事業の展開準備を整えている。

 フレキシブル圧力センサーは情報家電、ゲーム機、医療などの分野に広く応用が期待され、量産化にこぎ着ければ、有力な収益源となる見通しだ。工研院の技術は感知面積が広く、折り曲げ可能で、感知面積が狭い日本製品との差別化を図っている。

 環球セメントの同日の株価は同社のハイテク事業参入を好感し、2008年9月以来の高値となる19.45台湾元(約56円)まで上昇した。