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作成日：2010年1月20日_記事番号：T00020494
ＡＵＯ李董事長、「中国で成功しないと二流企業に」
友達光電（ＡＵＯ）の李焜耀董事長は19日に行った講演で、「台湾産業界の次の世代の競争舞台は中国市場だ。今後20年、世界的企業であっても中国で成功できなければ二流企業に転落する」と語り、中国での取り組みが企業経営の成否を分けるとの考えを示した。20日付電子時報などが報じた。
李董事長はまた、今後中台間で企業提携の機会が多く生み出されるものの、競争は従来よりも激しくなり、中国の同業者との競争を迫られるケースも増えると指摘した。また一方で、中国市場への進出を図る外国企業は、台湾企業が中国で培ってきたサプライチェーンに依存せざるを得ず、この点、台湾企業は今後中国での役割変化を見極めるべきだと提言した。
李董事長はこのほか、台湾政府が液晶パネル前工程の中国投資を開放した後も、台湾で新世代工場の投資を続ける意向を強調した。
