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ASUSのネットブック、台湾市場シェア5割を目標


ニュース 電子 作成日:2010年1月20日_記事番号:T00020495

ASUSのネットブック、台湾市場シェア5割を目標

 
 華碩電脳(ASUS)の陳志雄営運長(COO)は19日、低価格ノートパソコン(ネットブック)に注力する戦略を継続し、今年は台湾市場で宏碁(エイサー)や微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)などライバルを圧倒するシェア5割(25万台以上)以上を目指すと表明した。20日付経済日報が伝えた。
 
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限定版のEee PC「1008P」は紡織品のようなデザインのフレームが特徴だ(ASUS提供)

 昨年第3四半期までの台湾ネットブック市場における同社シェアは4割。同社のノートPC出荷全体に占めるネットブックの比率は45%と、他社を上回っている。今後もネットブック重視の方針を打ち出したのは、エイサーがインテルのコンシューマ向け超低電圧(CULV)プラットフォーム搭載機種など、一般のノートPC機種に重点をシフトしつつあるのとは対照的だ。

 同社は19日、今年初のネットブック新機種となる、著名なプロダクトデザイナー、カリム・ラシッド氏によるデザインのEee PC「貝殻機(シェル)」限定版を発売した。今後もデザイン部門を強化し、デザインと質を重視した製品を提供していく方針だ。