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大同集団、中華映管株1%を売却


ニュース 電子 作成日:2010年1月20日_記事番号:T00020496

大同集団、中華映管株1%を売却

 
 大同集団(TATUNG)傘下の中華電子投資は19日、市場外取引で液晶パネルメーカー、中華映管(CPT)の株式約1%を売却した。20日付工商時報が伝えた。

 売買はクレディ・スイスを通じて行われており、市場関係者はクレディ・スイスがサムスン電子による中華映管株取得を代行したとみている。サムスン電子はさきごろ、中華映管に17インチ液晶パネルの生産を委託するなど両社の関係は接近している。

 これについて中華映管は、「クレディ・スイスによる当社株取得は単純な財務行為であり、市場のうわさとは関係ない」とコメントした。市場では財務基盤がぜい弱な中華映管が友達光電(AUO)、サムスン電子などの買収ターゲットになるとの観測が絶えなかった。中華映管側も輸出拡大に向け、大手メーカーとの提携を模索していたとされる。