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「台湾のFTA推進に理解」、中国が報道否定


ニュース その他分野 作成日:2010年1月21日_記事番号:T00020503

「台湾のFTA推進に理解」、中国が報道否定

 
 中国・国務院台湾事務弁公室(国台弁)は20日、同弁公室の王毅主任が、台湾が他国と自由貿易協定(FTA)と締結することに「みんなにメリットがある」と初めて好意的な発言を行ったと同日付経済日報などに報じられたことについて、「王主任はそんなことは全く語っていない」と否定した。21日付自由時報が報じた。

 王主任の「好意的発言」は、19日に「高雄市経済貿易文化代表団」に同行した鍾紹和立法委員(国民党)が伝えたもので、国台弁は鍾立法委員に対しても釈明を要求。鍾立法委員も、王主任が発言したのは両岸経済貿易枠組み協定(ECFA)についてであり、台湾と他国のFTAについては直接触れられなかったと発言を訂正した。

 王主任の「発言」については馬英九総統までが、「われわれが他国とFTA協議を始めれば台湾人民がECFAをさらに支持するようになることを中国が気付き始めた」と、歓迎するコメントを行っていた。