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淡水河口の淡江大橋、15年完成へ


ニュース 建設 作成日:2010年1月21日_記事番号:T00020511

淡水河口の淡江大橋、15年完成へ

 
 行政院経済建設委員会(経建会)は20日、淡水河口の台北県淡水鎮と八里鎮を結ぶ淡江大橋の建設計画案を小組会議で決定するとともに、工期を当初の10年から6年に短縮して2015年に完成させる目標を示した。来月以降、計画案を審査する経建会の大会で正式に決定する見通しだ。21日付自由時報などが報じた。

 同橋は斜張式の橋本体(約900メートル)と取付道路の全長約8.5キロメートルからなり、総工費は141億台湾元(約403億円)。今後、交通部、内政部営建署、台北県で建設費用の分担割合を協議する。 

 同橋は当初1994年に建設計画が提出され、99年には環境評価も通過したが経費不足からBOT(建設、運営、譲渡)方式への変更となり、かつ報酬率の低さから敬遠されて建設が進まなかった。馬英九政権発足後、蕭万長副総統、呉敦義行政院長が建設支持を表明したことで、ようやく推進されることになった。

 周錫瑋台北県長によると、同橋の完成により淡水から八里に行く際、関渡大橋まで迂回(うかい)する必要がなくなり、距離にして15キロメートル、自動車での所要時間は混雑時で45分短縮される。