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09年台湾モニターシェア、ASUSが首位に


ニュース 家電 作成日:2010年1月21日_記事番号:T00020514

09年台湾モニターシェア、ASUSが首位に

 
 2009年の台湾液晶モニター市場では、率先して低価格戦略を打ち出した華碩電脳(ASUS)が20%のトップシェアを獲得したもようだ。21日付電子時報が業界関係者からの情報を基に報じた。

 世界金融危機の影響に見舞われた昨年上半期、ASUSは当初欧州市場で販売する予定だった19インチワイド型製品を、他ブランドを下回る低価格、約4,000台湾元(約1万1,000円)以下で台湾市場に投入。これが奏功して下半期のシェア拡大につながった。

 一方、2位の奇美グループ「CHIMEI(チーメイ)」ブランドと3位の宏碁(エイサー)も、18~19%とASUSに迫るシェアを獲得した。CHIMEIは20型、21.5型、23.6型ワイドを、エイサーは18.5ワイド型、19ワイド型、およびビジネス用パソコンと一体で販売したモデルを主力とした。販売額ではCHIMEIが上回ったとみられる。

 なお、ビューソニックはシェアを14~15%の4位まで下げた一方、デザインの良さや価格の割に品質が高いことが評価されたサムスン電子が、5位明基電通(BenQ)とほぼ横並びのシェア10%を獲得して6位に入った。