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東芝、ウィストロンを知財権侵害で提訴


ニュース 電子 作成日:2010年1月21日_記事番号:T00020521

東芝、ウィストロンを知財権侵害で提訴

 
 東芝は19日、パソコン受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)製造のノートパソコンが同社の知的財産権を侵害しているとして、米国際貿易委員会(ITC)に対し、該当製品の米国輸入の禁止を求める訴えを起こした。ITCが今後調査を進め、15カ月以内に結論が出る見通しだ。21日付工商時報がブルームバーグの報道を基に伝えた。

 東芝が侵害されたと主張しているのは、ノートPCのタッチパッド、および電源が遮断された際のファイル内容保護に関する技術2項目。東芝は侵害例として、ウィストロンが受託生産した宏碁(エイサー)の「Aspire 4810T」を挙げたが、これら特許技術を採用した製品は複数にわたるもようだ。

 ウィストロンはこの件に関し「既に米国の弁護士を依頼し、東芝の主張に反論する予定だ」と表明した。また、この訴えが同社業績に与える影響は限定的だとしている。