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南亜科、12インチ工場の生産能力増強へ


ニュース 電子 作成日:2010年1月21日_記事番号:T00020525

南亜科、12インチ工場の生産能力増強へ

 
 21日付電子時報によると、台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の大手DRAMメーカー、南亜科技が12インチウエハー工場の生産能力増強を計画している。同工場は月産能力を現在の約3万枚から5万~6万枚に拡大する計画で、同じく台プラ傘下の華亜科技(イノテラ・メモリーズ)の6万5,000枚を加えれば、世界のDRAM生産能力シェアで初めて10%を超えることになる。

 南亜科技の12インチ工場では、現在の70ナノメートルトレンチ型製造プロセスから、第2四半期に50ナノスタック型プロセスに転換する。

 南亜科技は、過去2年間の深刻な不況後、初めての生産能力拡大計画に取り組む台湾DRAMメーカーとなる。同社は今年、190億台湾元の設備投資を予定しているが、今回増産を決めたことで200億元(約571億円)以上に上方修正される見通しだ。