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馬総統の施政能力、「予想以下」が76%=遠見調査【図】


ニュース 政治 作成日:2010年1月22日_記事番号:T00020536

馬総統の施政能力、「予想以下」が76%=遠見調査【図】

 
 経済情報誌「遠見雑誌」が21日に発表した最新の世論調査結果によると、馬英九総統の施政能力に対する評価は「予想していたよりも良くない」が75.8%に上った。同調査によると、国民党、行政院各部会(省庁)、立法院ともに現在の実績に対する評価は「予想より良くない」が62%を超えた。特に馬総統と国民党に対する評価は、与党支持者に限定しても、それぞれ71.9%、62.4%が「期待はずれ」との評価を下している。22日付自由時報が報じた。
 
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 馬総統の施政能力のうち、期待と現状の落差が最も大きかったのは、▽危機管理・対応能力▽政策に対する説明能力・コミュニケーション能力▽行政チームに対するリーダーシップ──となった。

 また、馬総統に対する満足度は、前月比0.3ポイント減の23.2%まで低下し、台風8号(アジア名・モーラコット)による水害への対応のまずさで支持率が急落した昨年8月に記録した最低値、22.9%に近づいた。昨年末の県市長選での不振、年明けの立法委員補欠選挙(3選挙区)での全敗、米国産牛肉の開放問題などが影響したとみられる。