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台船が陽明海運から受注、コンテナ船100億元規模


ニュース その他製造 作成日:2010年1月22日_記事番号:T00020546

台船が陽明海運から受注、コンテナ船100億元規模

 
 台湾国際造船(台船)はこのほど、陽明海運(ヤンミン・ライン)から積載量6,600TEU(20フィートコンテナ換算)のコンテナ船4隻の建造を受注したことを明らかにした。春節(旧正月)後に着工、来年から引き渡しに入る。証券会社予測では1隻当たり8,000~9,000万米ドル、総額100億台湾元(約283億円)近くの売り上げ貢献が見込めそうだ。22日付経済日報が伝えた。

 陽明海運は昨年、金融危機の影響による海運市場の低迷で、新船舶14隻の建造計画を延期することで台船と合意していた。ただ、業界景気に回復の兆しが見えたことを受けて陽明が計画を再開させ、今回の契約につながったもようだ。陽明は今後さらに、残りのコンテナ船、4,500TEUの5隻、8,240TEUの5隻についても、台船と建造・引き渡しスケジュールについて協議を進める。

 陽明の計画再開は、台船の業績に大きく貢献する見込みで、同社の今年度利益は7億元と予測されている。