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王文洋氏、6月にも南亜プラ董事長に就任か


ニュース 石油・化学 作成日:2010年1月22日_記事番号:T00020547

王文洋氏、6月にも南亜プラ董事長に就任か

 
 2008年10月に死去した台塑集団(台湾プラスチックグループ)の創業者王永慶氏の遺産分与をめぐる訴訟で、長男の王文洋氏と王永慶氏の第3夫人、李宝珠氏の和解が成立したことを受け、6月に予定される南亜塑膠(南亜プラスチック)の董事改選で、王文洋氏が同社董事長としてグループの経営に復帰するとの観測が高まっている。22日付工商時報が伝えた。

 王文洋氏はグループの経営とは一線を画していたが、遺産分与訴訟が和解したことを反映し、一族がこのほど王文洋氏の長男の結婚式に出席するなど、遺産問題によるしこりは解消しつつある。同紙によれば、王永慶氏の第2夫人に当たる楊嬌氏、第3夫人に当たる李宝珠氏が南亜プラスチック董事長に王文洋氏を推す方針を固めているという。

 会社側は「株主の家族問題であり、何も把握していない」とコメントを避けている。