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サブプライム対策、中央銀が200億米ドル準備


ニュース 金融 作成日:2007年8月13日_記事番号:T00002055

サブプライム対策、中央銀が200億米ドル準備

 
 米サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)の焦げ付き問題が国際金融市場に波紋を広げる中、中央銀行は12日までに、銀行間金利の急上昇に対処するため市場介入資金として200億米ドルを準備した。中銀は彭淮南総裁や外国為替担当職員が週末返上で市場監視に当たった。13日付工商時報が伝えた。

 ただ、彭総裁は12日、台湾金融市場への影響について、「市場は平静だ。域内市場には十分な資金があり、流動性不足の問題はない」と強調した。

 一方、中銀は台湾金融機関の海外投資について、「慎重な投資戦略を取っており、損失は軽微で今後も拡大しないだろう。投資家心理への影響は避けられないが、過度に心配する必要はない」との認識を示した。