ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

1月の新車販売台数、前年比増は確実か【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年1月22日_記事番号:T00020550

1月の新車販売台数、前年比増は確実か【表】

 
 交通部数拠所の統計によると、1月1~20日の新車登録台数は1万547台で、前年同期比で14.8%減と、同月1~10日の33.5%減と比べて減少幅が縮小した。ここ数年、新車登録の40%が月末5営業日に集中している傾向から、少なくとも月間では2万3,000~2万7,000台が見込め、昨年の2万1,000台を上回ることが確実なもようだ。22日付工商時報が伝えた。
T000205501

 
 自動車各社は、小型車に対する貨物税(物品税)減税措置の昨年末での打ち切りで、今月の販売台数の落ち込みを懸念していたが、春節(旧正月)前の値下げキャンペーンなどの取り組みが奏功しているもようだ。

 トヨタ自動車の総代理、和泰汽車は、1日当たりの受注台数が上旬の200台弱から、200~300台に回復したとしている。「カムリ」や「カローラ・アルティス」などの人気車種は、製造する国瑞汽車で部品不足のため、納車が遅れている。

 裕隆日産汽車でも1日受注台数が上旬の50~60台から70台へと回復。納車待ちが1,000台に上り、平日・週末ともに残業体制で生産しているが、今月の納車台数は3,500~3,600台程度にとどまる見込みだ。

 台湾ホンダも1日の受注台数が現在60台程度と、上旬の50台から回復している。