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大型パネル価格、1月下旬も上昇【図】


ニュース 電子 作成日:2010年1月22日_記事番号:T00020555

大型パネル価格、1月下旬も上昇【図】

 
 液晶モニター用パネルの1月下旬オファー価格は、末端業者の積極発注、一部サイズのガラス基板および偏光板の供給不足により1~2米ドルの上昇となっている。また市場調査機関、ディスプレイサーチの統計によると、同期の液晶テレビ用パネル価格は全体的に横ばいとなったものの、実際には32インチ型で1米ドルの上昇が見られるという。22日付電子時報などが報じた。
  
 パネル業者によると、現在ガラス基板の不足率は台湾大手メーカーで10~20%となっている。ただ、ガラス基板メーカーは6世代以上の大型基板の供給を優先させているため、テレビ用では不足の懸念はないという。

 液晶モニター用価格は、1月を通じて4~5米ドルの上昇を見せている。末端市場の在庫積み増し需要が持続していることから、パネルメーカーは2月もオファー価格を値上げする見通しだ。

 1月下旬のノートパソコン用パネル価格は全体的に横ばいとなったが、Windows7(ウインドウズセブン)発売による買い替え需要への期待から、既に供給に逼迫(ひっぱく)傾向が見られ、2月は価格値上がりが予想される。
  
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