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製紙APP、台湾で日用紙製品に参入【表】


ニュース その他製造 作成日:2010年1月25日_記事番号:T00020568

製紙APP、台湾で日用紙製品に参入【表】

 
 インドネシア華僑系の製紙大手、アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)は22日、台湾の日用紙製品市場に参入すると発表した。年内に2億台湾元(約5億6,000万円)の広告費を通じ、ブランドの定着を図る構えだ。2~3年後に15~20%のシェア獲得を目指す。23日付工商時報が伝えた。
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 APPは10年以上前から台湾で業務用紙の販売を行っている。同社は2008年末に設立した台湾法人の金盛世紙業を通じ、「Paseo」「VirJoy」「LiVi」の各ブランドで日用紙製品市場に本格参入することにした。今後はキンバリークラーク、永豊餘造紙などと競争を繰り広げることになる。

 金盛世紙業の楊年蓉総経理は「台湾での日用紙製品の1人当たり消費量は年間7.7キロで、欧米や日本の半分にすぎない。台湾市場には大きな成長空間がある。特に箱入りティッシュペーパー、キッチンペーパーを有望視している」と述べた。