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台湾の老年化指数、過去最高の65%に


ニュース 社会 作成日:2010年1月26日_記事番号:T00020591

台湾の老年化指数、過去最高の65%に

 
 内政部が25日に発表した最新統計によると、人口高齢化の水準を示す「老年化指数」が、台湾では2009年末時点で過去最高の65.05%まで上昇し、欧州の先進国および日本(176.92%)は下回ったものの、▽韓国(58.82%)▽中国(42.11%)▽シンガポール(50%)──などその他アジア各国、および米国(65%)をも上回り、台湾は世界の中でも台湾は高齢化が進んでいる地域であることが明らかとなった。老年化指数は、特定地域内の0歳~14歳の人口に対する65歳以上人口の比率により示される。26日付経済日報が報じた。

 統計によると、昨年末時点で台湾の65歳以上人口は総人口の10.63%に当たる245万7,648人で、台湾人の約10人に1人が高齢者となっていることが分かった。これに対し、0歳~14歳人口は377万8,018人だった。

 台湾の老年化指数はこれまで、1999年~03年は毎年1~2ポイントの割合で上昇を続けていたが、04年~08年はこれが約3ポイントに、さらに09年は前年比3.54ポイントへと拡大し、高齢化が加速している現状が浮き彫りとなった。