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謝長廷氏が民進党主席に意欲? 独立派長老が批判


ニュース 政治 作成日:2010年1月26日_記事番号:T00020593

謝長廷氏が民進党主席に意欲? 独立派長老が批判

 
 2008年の総統選挙で落選した民進党の謝長廷・前代理主席が今年5月の党主席選挙に出馬するという観測が大手紙で伝えられたことについて、独立派長老で元総統府資政の辜寛敏氏は25日、「総統選では200万票以上の差で負けたのに、どんな顔をして出るというのか」と批判した。さらに「馬英九総統の支持率が大きく下がったため2012年にチャンスがあると思ったのかもしれないが、再出馬の資格は全くない」と強調した。26日付自由時報が報じた。

 辜氏は民進党陣営の12年総統選の候補者について、「今名前が挙がっている人物では、支持者を満足させることはできない。最大の問題だ」と率直に語った。

 年末の直轄市長選挙に関しては、台北市は唯一当選見込みのある蔡英文主席を立て、新北市(現台北県)は蘇貞昌・元主席、台中市は林佳龍秘書長を推すべきだと語った。

 李登輝元総統が第三勢力を組織するかどうかという記者の質問に対しては、「台湾に第三勢力の生存空間はない。いわゆる第三勢力説は全くばかげている」と一笑に付した。