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卸売・小売・飲食業界売上高、昨年12月は過去最高の17%増


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年1月26日_記事番号:T00020598

卸売・小売・飲食業界売上高、昨年12月は過去最高の17%増

 
 経済部統計処が25日発表した2009年12月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は、前年同月比17.92%増の1兆1,224億台湾元(約3兆1,700億円)で、年成長率は1989年の調査開始以来で最高となった。景気の回復傾向に加え、比較対象の前年の値が低かったことが主因とみられる。26日付経済日報が伝えた。

 このうち、小売業は前年同月比13.81%増の3,030億元で、04年6月以降で最大の伸び率を記録した。馮田琪経済部副統計長によると、小型車の貨物税(物品税)減免措置が昨年末で打ち切りとなったため、同月は駆け込み需要による自動車販売が伸びたことが主因だ。自動車・二輪車および部品の売上高は同74.52%の大幅成長だった。

 卸売業は同20.22%増の7,929億元、飲食業が同1.62%増の265億元だった。

 なお、09年通年での卸売・小売・飲食業界全体の売上高は12兆4,579億元で、前年比では3.27%減少した。業種別では▽卸売業、同5.06%減の8兆8,553億元▽小売業、同1.56%増の3兆2,807億元▽飲食業、同0.06%増の3,218億元――。