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作成日：2010年1月26日_記事番号：T00020608
群光電子のデジタルビデオ、今年500万台出荷へ
26日付電子時報によると、ノートパソコン用部品大手、群光電子（チコニー・エレクトロニクス）は今年、日米顧客向け出荷が拡大し、デジタルビデオカメラ（ＤＶ）の出荷台数が450万～500万台へと、前年比20％以上成長するという市場予測が出ている。
同社は今年も引き続き、キーボード、電源アダプタ、ウェブカムをはじめとしたビデオカメラなど主力製品のシェア拡大が期待できると表明している。
電子時報は成長要因として、▽ヒューレット・パッカード（ＨＰ）や宏碁（エイサー）などノートＰＣ大手ブランドの成長▽群光電子が昨年第４四半期からデル向けにノートＰＣ用キーボードやウェブカムの供給を開始していること▽マイクロソフトの家庭用ゲーム機、「Ｘｂｏｘ」新機種にも同社がビデオカメラを供給するとみられること──を挙げた。
群光電子が発表した2009年売上高は、前年比12％増の539億台湾元（約1,500億円）、純利益は同16％増の33億5,000万元でいずれも過去最高だった。
