ニュース 電子 作成日:2010年1月26日_記事番号:T00020609
26日付電子時報は、鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FIH)が、初めてLGエレクトロニクスからWindows Mobile(ウインドウズモバイル)搭載スマートフォンのODM(相手先ブランドによる設計・製造)受注を獲得したと報じた。出荷予定は今年末。これにより、LGからスマートフォンや一般携帯電話を受注する華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)、華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)に影響が出そうだ。
富士康は早くから、LGから一般携帯電話の受注に取り組み、ODM受注を目指したものの、これまではEMS(電子機器受託生産サービス)受注に限られていた。今回富士康がODM受注に成功したことで、今年の受注規模は昨年の300万~400万台から1,000万台に成長すると予測されている。
富士康はスマートフォン市場で急激に勢力を拡大しており、既にアップル、Palm、デル、ヒューレット・パッカード(HP)、宏碁(エイサー)、Garmin-ASUS、ソニー・エリクソンから受注を獲得している。LGからの受注が事実とすれば、世界5大携帯ブランドのうち2社から受注を獲得したことになる。
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