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クラウド・コンピューティング企業、産官学協力で設立


ニュース 電子 作成日:2010年1月26日_記事番号:T00020612

クラウド・コンピューティング企業、産官学協力で設立

 
 中華電信、趨勢科技(トレンドマイクロ)、工業技術研究院(工研院)、資訊工業策進会(資策会)は、台湾をクラウド・コンピューティングの拠点とすべく、新会社「台湾雲端運算公司」(TCCC)を設立する。資本金は約10億台湾元(約28億3,000万円)。26日付経済日報が伝えた。

 新会社はクラウド・コンピューティングを重要新興産業と位置付ける政府方針に沿い、経済部技術処が仲介役となって設立された。中華電信がインフラ建設と運営、トレンドマイクロが世界市場の開拓、工研院がハードウエア開発、資策会が産業資源の結合、サービス開発をそれぞれ担当する。中華電信は既に台北信義区、台北県三重市、桃園、中レキ、竹北、台中、台南、高雄にデータセンターを設置している。

 台湾政府はクラウド・コンピューティングのデータセンターから関連設備、サービスに至るサプライチェーンを構築し、一括して海外に輸出することを目指しており、2014年に100億米ドルの産業規模を達成することを目標に掲げている。