ニュース 商業・サービス 作成日:2010年1月27日_記事番号:T00020629
ヤマト運輸は26日、統一集団で流通小売事業を担当する統一流通次集団傘下の宅配便業者、統一速達(プレジデント・トランスネット)に、宅配便ブランドの「黒猫宅急便」を永久授権することで正式に契約を行った。統一流通次集団の永久授権取得は統一超商(プレジデント・チェーンストア)の「セブン-イレブン」に次いで2件目。
調印式には木川眞・ヤマト運輸社長(左)と徐重仁・統一超商総経理(右)のほか、有富慶二ヤマトホールディングス会長、林蒼生統一集団総裁など両グループの首脳が出席した(統一速達提供)
2000年にヤマト運輸初の海外授権先として設立された統一速達は現在、台湾全土171カ所に拠点を展開。今年の荷物の取り扱い件数4,500万件、従業員数4,000人を目指すまでに成長している。同社持ち株比率は、統一企業(ユニプレジデント)20%、統一超商70%、ヤマト運輸10%。
調印式に出席したヤマト運輸の木川眞社長は、「統一速達との10年におよぶ提携で、台湾宅配市場のめざましい発展を眼にすることができ、提携事業が台湾の消費者に受け入れられたことが証明された」として、永久授権を決めたと語った。
またヤマト運輸は今年、上海、シンガポールで宅配サービスを開始するが、これに伴い統一速達の国際宅急便も同2都市を対象としたサービスを開始する計画だ。
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