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永信薬品、日本子会社の設立を計画


ニュース 医薬 作成日:2010年1月27日_記事番号:T00020631

永信薬品、日本子会社の設立を計画

 
 27日付経済日報は、製薬大手の永信薬品工業が、日本市場での販売ルート拡大のため日本子会社の設立を計画していると報じた。同社は海外展開を積極的に進めており、利益全体に対する海外市場での利益の割合を、昨年の35%から今後5年以内に50%まで高める目標を掲げている。

 永信薬品は「日本医薬品市場は薬局と病院での販売が64%を占めているが、営業員を通じたこれら機関・店舗への直接販売で、潜在成長力の高い日本市場の開拓に取り組む」としている。

 また、米国では供給契約を結ぶ大手ドラッグストアのウォルグリーンおよびCVSファーマシーと協力し、今年は自社ブランドの薬品を米全土で販売する。まず自社開発のジェネリック医薬品10数種の販売から着手する。

 李芳全董事長は「集団のリソースを有効活用し、価格競争力の高さを生かして、ジェネリック薬品を中心に海外市場でのシェアを拡大していきたい」と語った。