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高雄港、大型クルーズ船の母港計画始動


ニュース 運輸 作成日:2010年1月27日_記事番号:T00020640

高雄港、大型クルーズ船の母港計画始動

 
 高雄市政府は今年、高雄港を大型クルーズ船の母港として活用してもらうための「大高雄郵輪母港新紀元計画」をスタートさせた。高雄港では旅客ターミナル建設に合わせ、18番から21番までのふ頭をクルーズ船用とし、観光客誘致を進める構えだ。27日付工商時報が伝えた。

 同計画は陳菊市長の肝いりで推進されているもので、現在クルーズ船ふ頭の設計構想を内外から募っており、今年末にも細部の設計に着手する。2011年に着工し、13年に完成、14年の供用開始を見込む。投資額はターミナル建設やふ頭設備改善を含め28億台湾元(約80億円)となる。

 クルーズ船ふ頭は長さ575メートル、水深10.5メートルで、世界最大規模のクルーズ船が停泊できる規模となる。高雄市は今年3月と6月に米国マイアミと中国上海でそれぞれ行われるクルーズ船業界の年次会合でPR活動を行う計画だ。