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1月の消費者信頼感指数、「株式投資」のみ悪化【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年1月28日_記事番号:T00020649

1月の消費者信頼感指数、「株式投資」のみ悪化【図】

 
 中央大学台湾経済発展研究センター(台経中心)が27日発表した1月の消費者信頼感指数(CCI)は、前月比0.59ポイント上昇の65.98ポイントで、5カ月連続の上昇となり、過去21カ月で最高を記録した。ただ、CCIを構成する6項目のうち、「今後半年間の株式投資のチャンス」が唯一前月比3.30ポイント下落し、95.20ポイントだった。28日付聯合報などが報じた。
 
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 CCIを構成する項目別では、上昇幅の大きい順に、▽耐久性消費材(不動産、自動車など)購入のチャンス、91.55ポイント(前月比3.50ポイント上昇)▽就業機会、43.50ポイント(1.05ポイント上昇)▽家庭の経済状況、62.00ポイント(0.90ポイント上昇)▽台湾の景気、61.80ポイント(0.85ポイント上昇)▽物価水準、41.80ポイント(0.50ポイント上昇)──(すべて「今後半年間の動向」に対する意識を調査した結果)だった。なお、6項目の指数は依然、100ポイントを下回る「悲観傾向」の範囲内にある。

 台経中心の徐之強主任は、株式市場に対しては慎重姿勢だが、全体としては景気を楽観しており、特に不動産など高額物件の購入意欲が高いことから、今年第1四半期の景気は昨年同期と比べて、かなり良くなるとの見通しを示した。