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作成日：2007年8月13日_記事番号：T00002065
ＴＳＭＣの７月売上高、過去最高更新
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）の７月の売上高は294億8,300万台湾元（約1,060億円）で、前月比12.9％増、過去最高を更新した。
例年受注が増える第３四半期に入り、８月の売上高は300億元台に乗る可能性があるが、この数字は聯華電子（ＵＭＣ）の四半期の売上高にほぼ等しくなる。
ＴＳＭＣは先日の法人説明会で、第３四半期の目標売上高を前期比13～16％増の850億～870億元、粗利益率を43～45％、営業利益率を33～5％としたが、７月の数字を見る限り達成に期待が持てる。
市場調査機関のＩＣインサイトは、ＴＳＭＣの生産能力利用率は、第１四半期の83％から第４四半期には100％まで高まるとしている。業界では、ＴＳＭＣの12インチウエハーの生産能力はすでに第２四半期の段階で100％近くに達し、先端製造プロセスへの注力によって、平均ウエハー価格の下落幅は小さいと見ている。
