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12月の景気対策信号、「景気過熱傾向」続く【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年1月28日_記事番号:T00020651

12月の景気対策信号、「景気過熱傾向」続く【図】

 
 景気行政院経済建設委員会(経建会)が27日に発表した昨年12月の景気総合判断指数は、前月と変わらず37ポイントで、景気対策信号も「黄赤(景気過熱傾向)」を維持した。基準となる前年の数値が極めて低かったことが主因だ。胡仲英・経建会副主任委員は、1月も景気のゆるやかな回復が続き、昨年の数値が低いことから、「赤(景気過熱)」が点灯する可能性もあると語った。28日付経済日報が伝えた。
 
T000206511

 
 指数を構成する要素のうち、「非農業部門の就業者数」と「直接・間接金融」が「青(景気後退)」だった以外は、他の7項目すべてで「赤」が点灯した。胡副主任委員は、就業状況の改善により「非農業部門の就労人数」は1月に1ポイント上昇する可能性があり、これが全体の指数を押し上げるとみている。

 なお、12月の先行指標総合指数は104.6ポイントで前月から0.5%上昇。先行指標総合指数の半年間の平均変動率は19.9%で、前月比1.1ポイント下落し、胡副主任委員は「景気回復の勢いは十分ではない」との分析を示した。