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台北駅の外観一新、屋根の色も変更


ニュース 運輸 作成日:2010年1月28日_記事番号:T00020655

台北駅の外観一新、屋根の色も変更

 
 台湾鉄路管理局(台鉄)は、完成から21年がたち、傷みが目立つ台北駅の外観改装工事に着手する。完成は2012年を見込む。28日付聯合報が伝えた。

 工事は屋根部分の防水、屋根の軒や中央ホールなどに採光窓を採用するほか、駅名表示や夜間照明なども一新する。1階の切符売り場は工事のため、9月から現在より西側に移設される。屋根の色は現在朱色だが、改装後は灰色、金色、黄色がかったオレンジ色、オレンジ色のいずれかに変更する方向で検討が進んでいる。

 屋根には太陽電池パネルが取り付けられ、台北駅の電力消費量の5%を賄う。

 現在の台北駅は台湾建築界を代表する沈祖海氏の設計で、1989年の線路地下化完成と同時に供用が開始された。目下都市交通システム(MRT)や台湾高速鉄路(高鉄)も乗り入れ、1日の乗降客数は延べ40万人に達する。