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09年不動産取引件数、新竹市が年成長率トップ【図】


ニュース 建設 作成日:2010年1月28日_記事番号:T00020658

09年不動産取引件数、新竹市が年成長率トップ【図】

 
 内政部が27日に発表した、2009年の不動産売買による建物移転登記件数は38万8,298件で前年比2.37%増を記録した。6大都市部の年成長率では、新竹市の16.55%増が最高だった。不動産仲介業者、台湾房屋は、新竹科学工業園区(竹科)を抱える同市では、ハイテク産業の景気回復の恩恵を受け、多くの企業が昇給を行った反面、住宅価格は依然、08年のピーク時を回復していないことから成約スピードが加速したと指摘した。28日付中国時報が報じた。
 
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 一方台北県は、年成長率では2位(10.63%)となったものの、移転登記総数10万6,656件、増加件数1万249件は2位を大きく引き離してトップだった。 

 また内政部の統計によると、昨年12月の台湾全土の建物移転登記件数は前月比13.75%増の3万8,657件だった。6大都市部いずれも前月比で増加し、増加率上位3位は、▽台北県、14.03%▽台中市、11.63%▽台北市、11.19%──となった。

 台湾房屋の彭培業・首席総経理は、建物移転登記件数は1カ月前の不動産取引状況を表す遅行指標と指摘した上で、今年1月の全土の移転登記件数は、08年5月の馬英九総統就任時の4万2,075件を上回り、19カ月ぶり最高を記録する可能性があると予測した。