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南港タイヤ、中国資本が大株主に浮上へ


ニュース その他製造 作成日:2010年1月28日_記事番号:T00020663

南港タイヤ、中国資本が大株主に浮上へ

 
 南港輪胎(南港タイヤ)による工場跡再開発事業を有望視し、中国銀行系の中銀国際証券(香港)と上海市政府系で香港を拠点とする投資ファンド、滬光基金の関係者が27日、台北市南港区の工場跡を視察した。中銀国際などは、外国機関投資家(FINI)として南港タイヤの転換社債を引き受け、同社の2位株主への浮上を目指す構えとされる。28日付経済日報が伝えた。

 中国資本の投資額は6億~10億台湾元(約16億7,000万~27億9,000万円)が見込まれる。南港タイヤは今年董事会改選を予定しており、董事派遣も計画している。

 視察団は中銀国際証券の陸戎総経理、滬光基金の王京総経理が率いており、南港タイヤの林学圃名誉董事長らから開発計画の説明を受けた。

 林栄誉董事長は、「社債の引き受け資金が香港から流入するのは確かだが、株主の身分は明らかにできない」とコメントした。