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ガラス基板の供給不足、パネル大手で今期1〜2割も


ニュース 電子 作成日:2010年1月28日_記事番号:T00020670

ガラス基板の供給不足、パネル大手で今期1〜2割も

 
 液晶パネル業界関係者の話として28日付電子時報が伝えたところによると、第1四半期はパネル原材料のガラス基板の供給不足が依然続き、台湾の大手パネルメーカーでは同期全体の不足率が10~20%となる見通しだ。ガラス基板メーカーが供給に慎重姿勢を崩していないこと、さらに昨年末の花蓮市沖での地震がガラス基板の生産に影響を与えたこと、一部メーカーで品質に問題が見つかったことなどが原因だ。

 ガラス基板最大手の米コーニングは当初、第1四半期のディスプレイ向けガラス市場はオフシーズンの影響で低調となると予測していたが、現在予想以上の好調となっているため、ガラス基板の生産量を今期は前期比8~12%拡大する計画だ。ただ、同社とサムスン電子の合弁、サムスンコーニング精密ガラスの生産量は横ばいか微増で、ガラス基板の価格は引き続き下落するとみている。