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エピスターのテレビ向けLED、売上比率が大幅拡大へ


ニュース 電子 作成日:2010年1月28日_記事番号:T00020672

エピスターのテレビ向けLED、売上比率が大幅拡大へ

 
 発光ダイオード(LED)最大手、晶元光電(エピスター)は2010年、液晶テレビ用バックライト向けLEDの売上高比率が全体の35%前後と、昨年の15~20%から大幅な拡大を見込んでいる。中小型液晶パネル用バックライト向けも加えると今年は全体の60%と、昨年の50%余りよりさらに比重が高まる見通しだ。28日付電子時報が報じた。

 エピスターは、LEDをバックライトに採用した液晶テレビ、いわゆる「LEDテレビ」市場の急成長を好感している。サムスン電子が通年1,000万台の販売予測を立て、日本や中国のテレビブランドが積極展開を進める中、今年販売されるテレビのうち、LEDテレビは年平均で20%、下半期だけなら35%を占めるとみている。

 エピスターの09年売上高は、前年比23%増の127億台湾元(約350億円)だった。今年はLED製造に使用される有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置を40台追加し、生産能力を50%増強する計画だ。証券会社は、10年売上高は同30%増の170億元と予測している。