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韓国の「正名」要求、政府相手にせず


ニュース 社会 作成日:2010年1月29日_記事番号:T00020678

韓国の「正名」要求、政府相手にせず

 
 台湾の政府機関やメディアで「南韓」という呼称が使われていることに対し、韓国政府は従来から「『北韓(北朝鮮)』と区別するための用語にすぎないため、『韓国』または『大韓民国』を使ってほしい」と要望しているものの台湾政府は従わず、28日に行政院がある法律改正に関してメディアに配った資料でも依然「南韓」が使われていることが分かった。29日付自由時報が報じた。

 韓国は2008年、韓国駐台北代表部の呉相式(オ・サンシク)代表が台湾各メディアに対し、「韓国」または「大韓民国」の表記使用を書面で要求。同書面の写しを外交部にも送付した。これに対しては「韓国も台湾を『中華民国』の正式名称で呼んでいない」などの反発が出て、いまだに実現していない。

 現在、外交部のホームページで韓国の表記は「大韓民国(南韓)」となっている。馬英九総統も「韓国」と言うときもあれば、「南韓」を使うときもある。