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台湾の謝依旻が快挙、日本囲碁界初の女流3冠独占


ニュース 社会 作成日:2010年1月29日_記事番号:T00020679

台湾の謝依旻が快挙、日本囲碁界初の女流3冠独占

 
 囲碁の謝依旻女流2冠(20=台湾苗栗県出身)が梅沢由香里女流棋聖(36)に挑戦した第13期女流棋聖戦3番勝負第2局は28日、東京都千代田区の日本棋院内「竜星スタジオ」で打たれ、230手で謝が白番中押し勝ちし、2連勝でタイトルを奪取した。29日付自由時報などが伝えた。
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謝依旻さんは「賞金500万円は両親に贈って喜びを分かち合いたい」と語った(28日=中央社)
 
 謝は女流本因坊、女流名人に続き、史上初めて現行の女流タイトル3冠を独占する快挙を達成した。また、いずれも最年少でのタイトル獲得となった。梅沢は4連覇を阻まれた。

 感想を聞かれた謝は涙目で、「12歳の時に日本に来て、当時は日本語が全く分からなかった。8年間、プロ棋士になりたい一心で頑張った」と達成感をにじませた。

 一方、張栩3冠(30=台北市出身)が山下敬吾棋聖(31)に挑んでいる第34期棋聖戦七番勝負は27、28の両日、名古屋市の名古屋城茶席で行われ、342手までで黒番の張栩が6目半勝ちを収め、無傷の2連勝とした。張はタイトル奪取まであと2勝。第3局は2月3、4日に大分県別府市で行われる。